あなたは宮崎県が誇る「ヨーグルッペ」を知っていますか?
あれ…北海道じゃないの…?
そう思った方もいるかもしれません。
ヨーグルッペは宮崎県発祥の「乳製品乳酸菌飲料(殺菌)」で、その歴史はカルピスやヤクルトよりも古いのです。
実際に、私が買って飲んでみました!
こちらの記事は2022年8月14日に新規公開の記事の内容をブラッシュアップし、2024年4月4日に更新をした記事となります。
ヨーグルッペとは、昭和60年生まれ日本初の「乳製品乳酸菌飲料(殺菌)
まずはそもそも「ヨーグルッペ」とはどんな飲料なのか。
歴史や特徴を確認していきます。
特徴1:日本初の「乳製品乳酸菌飲料(殺菌)」はこの「ヨーグルッペ」
乳酸菌飲料と言えば「カルピス」や「ヤクルト」などを思いつきます。
実はカルピスもヤクルトも名乗っている「乳製品乳酸菌飲料(殺菌)」という飲料が日本で一番初めに発売されたのは、この記事でご紹介している南日本酪農協同株式会社の「ヨーグルッペ」なのです。
- (参考) ヨーグルッペ | 南日本酪農協同株式会社
上記の公式サイトのリンクより内容を参考にご紹介をいたします。
ヨーグルッペは昭和60年生まれの乳酸菌飲料です。西暦で1985年ですので、2022年現在では約40年の歴史があります。
同じ南日本酪農協同株式会社が発売している「愛のスコール」よりも後に発売がされているのですね。
愛のスコールと同じように、子供も大人もみんなが飲みやすい乳製品をという思いで作られた飲料となっています。
特徴2:可愛い少女のパッケージ…。昔は実写のポスターが存在した
ヨーグルッペと言えば西洋的な少女のイラストが特徴的です。
この女の子、正式な名前は公表されていないと思われるのですが、紙パックの”日向夏味”をよく見ると名札に「ぺぇ」という名札があるのです!
ちなみに、この少女のデザインは発売当初の1985年から大きく変わっていないようです。
上記、引用画像の右側が当時のポスターです。
当時はこのイラストに近い、実際の海外の女の子を使ったポスターが存在したようですね。
特徴3:「ヨーグルッペって北海道の土産じゃないの?」、始まりは宮崎県です。
ヨーグルッペの最大の謎、「北海道のお土産なのか宮崎県のお土産なのか」という問題があります。
北海道のコンビニやスーパーでもヨーグルッペを見かけますし、宮崎県でも見かけます。
よく見るとデザインも違っていて、どっちが本物なのか…。と考えてしまいます。
結論として、ヨーグルッペは宮崎県発祥です。
宮崎県で1985年に販売してから数年後、南日本酪農協同株式会社が北海道の日高乳業の工場を買い上げたことから、北海道でのヨーグルッペが始まります。
背景として、もともとネスカフェコーヒーで有名な「ネスレ」の工場が北海道にあったそうです。そのネスレが日本を撤退する際に南日本酪農協同株式会社が買い上げたらしいのですね。
そして、北海道で作るヨーグルッペは北海道の生乳を使用しているので、宮崎のヨーグルッペとは若干味が異なるのです。
デザインも若干異なります。
こちらが北海道のヨーグルッペです。
こちらが宮崎県のヨーグルッペです。
宮崎県は少女、北海道は大人の女性というようなイメージですね。
特徴4:味の種類やバリエーションも豊富な「ヨーグルッペ」!
「ヨーグルッペ」と一口で言っても味やバリエーションが豊富に存在します。
まずは定番の「紙パック」です。
こちらが最も「ヨーグルッペ」らしい飲料です。
この紙パックヨーグルッペには「りんご」や「もも」、「マンゴー」など、宮崎県らしい味まで数多く存在します。
次に「ボトル缶」のヨーグルッペです。
見た目が缶になっただけでなく、若干ヨーグルト特有の酸っぱさを減らされているとのことです。
次に「ペットボトルのヨーグルッペライト」です。
比較的全国で見かけるのが、このペットボトルの「ライト」な気がします。
通常のヨーグルッペは濃厚系だとすると、名前の「ライト」の通りクリアで軽い印象を受けます。500mlと多い内容量ですが、ゴクゴクと飲めるタイプのヨーグルッペです。
それ以外にも「ヨーグルッペライトソーダ」や「ヨーグルッペライトカルシウム」などなど…。これらのバリエーションにさらに別の味など、様々な商品が出されていて面白いです。
この記事では「紙パック」に関して記載しており、以降では紙パック数種類を実際に飲んでみました!
「ヨーグルッペ」をそれぞれ飲んでみた!
紙パックのヨーグルッペ シリーズ
ヨーグルッペの元祖と言えば、200mlの紙パックタイプです。
ヨーグルッペ プレーン
最もスタンダードなヨーグルッペがこちらです。
これがもっともスタンダード!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
ヨーグルッペ りんご
ヨーグルッペの歴史の中でも、比較的前から売られている印象なのが「りんご」です。
リンゴのお菓子みたいな乳製品!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
ヨーグルッペ 日向夏
ヨーグルッペの女の子が「ぺぇ」という名前が判明した味が「日向夏」です。
もともと甘酸っぱい印象ですが、もう少しフルーツっぽい甘酸っぱさになった!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
2022年3月発売:ヨーグルッペ いちご
“リンゴ”と非常にデザインが似ていて分かりづらいのですが、こちらは「いちご」です。
2022年3月8日に新発売されました。
なんか大人っぽい味わい!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
2022年9月発売:ヨーグルッペ 白ぶどう
シャンパンのような贅沢な甘酸っぱさ!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
ヨーグルッペライト シリーズ
紙パックのヨーグルッペをアッサリとさせて、沢山飲めるような味わいに仕上がったのが”ライト”シリーズです。
ヨーグルッペ ライト
普通のヨーグルッペを知っているので物足りない気がする…。
グビグビと飲むには良いのですが、紙パックに比べるとアッサリ感を感じてしまいます。
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
ヨーグルッペ ライトいちご
想像よりもイチゴ感が強い!
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
その他ヨーグルッペ
紙パックとペットボトルのヨーグルッペをここまで見てきました。
Dairyからはそれ以外にも様々な種類のドリンクが発売されています。
ヨーグルッペ ライトソーダ
スコールとは差別化が取れている味!
Dairy(南日本酪農協同株式会社)が発売している炭酸の乳系飲料…
それってスコールじゃない?と思っていました。
実際に飲んでみると意外と差別化を感じるような味わいでした。
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
ヨーグルッペ(ボトル缶)
通常のヨーグルッペよりも濃厚に感じられる!
同じヨーグルッペでも、ボトル缶タイプは若干味が異なるようです。
ヨーグルト特有のすっぱさをなくし、口当たりのよいマイルドな風味に仕上げました。
ヨーグルッペ | デーリィ南日本酪農協同株式会社
宮崎県以外ではなかなか見かけることが無い気がする珍しいドリンクです。
私の詳しい感想や、商品の詳細は下記の記事でご紹介をしています。
さいごに
この記事では南日本酪農協同株式会社(Dairy)が発売している「ヨーグルッペ」を中心に様々なシリーズをご紹介いたしました。
見た目の可愛らしさからは想像の付きづらい本格的な乳系の飲料で、味も安定して美味しいです。
様々な種類があるので見つけたら更新をしていきます!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
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